RSIについて その意味するところは何?

Photo by Frank Busch on Unsplash投資・トレード
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RSIについて その意味するところは何?

RSIというテクニカル指標をご存じでしょうか?
チャートを見る人なら必ず一度は聞いたことがあると思います。
オシレーターであるとか、ダイバージェンスをみるとかいろいろ言われており、
結構信仰者が多いように見えます。
しかし、その意味するところは何なのかよくわかりませんので検証してみました。

RSIの計算式

https://kabu.com/investment/guide/technical/08.html  より引用

上記のような公式で求められます。
値上がり幅の合計とか総数をみるのではなく、あくまで値幅の平均だということです。
つまりは、上げ、下げを含めたボラティリティの平均に対して、上げのボラティリティの平均がどれくらいの比率をもつかというお話です。

ダイバージェンスからRSIの特徴を見る



こういうのは、極端なケースを見るとわかりやすいと思うので、提示してみます。

ある14日間の相場の変動。毎日+10上がるが一日だけ-50となる。

上記相場で14日間で100から180までの上昇相場となっています。
一度だけ50下がりますがあとは10ずつあがっています。
この14日目のRSIは

RSI=10/(10+50)*100=16.7

となります。
一般的なRSIの目安として50以上が上昇相場、50以下が下降相場です。
また、70%以上が買われすぎ 30%以下が売られすぎです。
はい。上記は下降相場で売られすぎです。

な、わけがない。

こういうのをダイバージェンスというらしいです。
RSIのダイバージェンスは、価格の先行指標になるとかならないとか。
もちろん上記例の逆バージョンも考えられます。

ダイバージェンスの例

上記チャートはゴールドの日足ですが、線をひいた区間では、価格が上昇傾向にあるのに、RSIは下降傾向にありました。その後、コロナ危機で下落する形となっています。
ほら、「やっぱりRSIは先行指標となっていたじゃん」といえなくもないですが、崩れるまでにだいぶあげちゃってますし、下落にしても材料が大きすぎますし、さらにその後倍返しされてます。

RSIのまとめ

RSIをみて確実にわかることは、上昇、下降にかかわらず、上げ幅と下げ幅の大きさの比率とその変化、それだけです。
上げ幅が大きいから天井だとか、下げ幅が大きいから底だとは必ずしもいえないですよ。
でも、確かに、市場が不安定になってくると、大きな下げが来ることが増えますから、将来のサポートブレイクを予感するものはあります。
他にも市場の動きを知り尽くしている人にとっては、独自の見方ができると思います。

ただ、公式的な使い方はせずに、あくまで原点のルールにふりかえりつつ、自分の市場観測と照らしわせる程度にしたらよいかと思います。
ちなみに私は積極的にはほとんど使いませんが、指標の裏読みをできるようにはしておきたいと思い記事にしました。。

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