【GMOクリック証券CFD】まずはメジャー銘柄から挑戦しよう!情報、値動き、スプレッドの面で有利

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GMOクリック証券CFDに関する記事への反応がよかったため記事を追加しました。
初心者向け銘柄選定の基本を解説しています。
下記記事もあわせてご覧ください。

トレードスタイルごとの銘柄選定の視点

最初はメジャー銘柄中心にトレードしよう

一般にメジャーな銘柄ほど情報、流動性、コストで扱いやすくなっています。
情報というのは、一般のニュースなどでどれだけ扱われているかであったりSNSなどで発信してくれている人がいるか?ということです。
トレードというのは、短期的にはゼロサムゲームに近いものであるため、はじめてさわるような銘柄で利益を出すというのはかなり難しいです。ビギナーズラックで勝ち逃げすることは難しくないと思いますが、継続して利益を出し続けるにはその銘柄に習熟する必要があります。
よって、誰でも知っているようなメジャー銘柄に絞ってトレードすることが一番かと思います。
また、流動性が低い場合は、値動きが不安定になってしまったりスプレッドといったコストが高くなってしまいます。

このような視点からいうと、まずは、S&P500や日経平均のような株価指数、金、原油のトレードができればまずは十分ではないでしょうか。あと、vixを取引する人も多いので少し説明します。
GMOクリック証券のCFDは、IG証券やsaxobankといった海外系のCFD証券会社と比べると銘柄数は少ないといえますが、トレードするには十分な銘柄を抱えています。

次に、初心者の方がどのように銘柄選定をするとよいかを説明していきます。

株価指数CFDについて

GMOクリック証券CFDより転載 株価指数一覧(2020/4/5時点)

まず、一番重要なのは、ぱっと見でどの程度知っている銘柄であるか?ということです。ほとんどの方であれば日本225の原資産である日経平均先物は知っているでしょう。また、CFDに手を出そうとするぐらいですから、NYダウ、S&P500、NASDAQも知っている人が多いと思います。
一方他の銘柄はどうでしょうか?中国、インド、イギリス、ドイツ、ユーロ、香港と国自体はどれも名の知れた国で、その株価指数なのですから全くなじみがないわけではないでしょうけど、それがどのような値動きをしているか知っている人はどれだけいるでしょうか?ニュースでもそこまで詳しく取り上げていませんし、初心者にはややハードルが高いと思われます。
また、取引時間についても、日米の株価指数CFDがほぼ一日中取引できるのに対して、他の銘柄はかなり限定した時間しか取引できません。さらにスプレッドも比較的高めとなっています。
もしあなたが、それぞれの国の株価指数に対して長期的な確信があって、低めのレバレッジで長期にポジションを保有したいというのであれば構いませんが、短期的なトレードで手を出すのはおやめになったほうがよいかもしれません。
まず一番お勧めしたいのは、米国の指数、特にSP500です。次点でダウ、NASDAQ、日経となります。日経はトレンドがやや不安定であること、ややスプレッドが大きいこと、日銀の買い支えなど独特の値動きがあるので一番目としませんでした。

vixについて

vixはS&P500のボラティリティ指数です。GMOクリック証券では米国viとして提供されています。
ただし、vix指数そのものをトレードするのではなく、vix先物と呼ばれるものについてトレードするものです。
この銘柄の特徴を説明すると、
・値動きが激しい
・スプレッドがかなり大きい
・基本的にvix指数は大きく動いても12-16ぐらいの範囲に戻ってくる性質があるが、トレードするのはvix先物なのでコンタンゴ、バックワーデーションに注意する必要がある。

ということです。
基本的に値動きが大きくかなりの値幅をとれるので、株価指数先物のハイレバレッジ版のような位置づけでトレードする人も多いですが、やめたほうが無難だと思います。なぜならスプレッドがかなり大きいことと、ハイレバレッジでトレードしたいのであれば、IG証券のノックアウトオプションのような選択肢もあるのであえて難しいvixを扱う必要はないからです。
一応、コンタンゴ、バックワーデーションについては以下でざっくりと説明します。

コンタンゴ、バックワーデーションについて

以前noteで少し説明したので参考までにはっておきます。

vix先物について|ピカソマン|note
限月ごとの表はここ。 VX-Cboe Volatility Index (VIX) Futurescfe.cboe.com トレビューなどで見るときは限月固定でもみてみるのがよい。つなぎはギャップが結構大きいのでわかりづらいです。 限月固定で見た場合、限月間の関係でみる点といえば、バックワーデーショ...

先物というのは、限月という期限があり、vix先物の場合は毎月限月がありそこで次の限月の先物に乗り換える必要があります。そのときに、現在に近い限月(期近)が遠い限月(期先)より高いことをバックワーデーション、安いことをコンタンゴといいます。
一般にS&P500が強烈な下落相場となるときはバックワーデーションとなりますが、ほとんどの時期はコンタンゴとなります。
相場がコンタンゴのときは、期先への乗り換えのときに、価格が高くなりますから、GMOクリック証券では、買い手のポジションの利益が増える代わりに価格調整金としてその分を徴収し、売りのポジションの利益が減るかわりに価格調整金としてその分を分配します。
つまりは、米国viがかなりの安値圏にいるからといって、上がるしかないと思い買いポジションをもつと、そのままvixが低めで安定し続けた場合、調整金の分だけ取られ続けることになります。
2017年のように長期の相場が安定していたときは、逆張りでの米国viの買いポジションを持っていた人はマイナスが続いたことになります。
バックワーデーション相場はめったにないものですが、理論上は上記の逆のことが起こりうるものだと知っておいてください。

長期コンタンゴのときに米国vi(vix先物)を底値だと思って買った場合の末路。

金、原油について


金は商品相場の中では、一番手を出しやすいものであると思いますが、株式相場よりは、不透明な点も多く難しい相場ではあります。実需とよばれる、金の生産者などの供給筋と、各国の中央銀行などの大口需要筋がいて、ヘッジにて先物の売買などもしていますので、株式相場ほどすなおに市場心理で動くわけでもなく読みにくさはあります。
ですが、経済状況や金融政策に対して、株式相場とは違った反応を示すため面白い銘柄ではあります。

GMOクリック証券では金利調整金として、買いポジションであれば市場金利+α(αはGMOの取り分の金利)をとられます。売りポジションであれば市場金利-αを受けとることができます。とはいえポジションを年間保有して数%程度でありますので、値動きが極端に少ない相場で長期で保有するということでもない限りはあまり気にしないで良いと思います。しかし、ストップロスや金利を気にせず、本当に長期で保有したい場合は金ETFを利用したほうが無難です。

原油

原油は商品相場の中ではメジャーなほうですが、かなりギャンブル性の高い銘柄といえます。値動きのボラティリティが非常に大きいことで有名です。ただし、流動性は高くスプレッドもそれほど大きくなく、情報も比較的手に入りやすい銘柄ではあるので、中上級者の方であればレバレッジを抑えてチャレンジしてみるのは良いと思います。初心者向けでは絶対にありません。

その他の銘柄 ETF等

普通は、CFDを通してETFをトレードするメリットなどないと思われます。しかし、実はETFを空売りすることにメリットがある場合があります。
デイリーETFと呼ばれる毎日リバランスする類のETFがあり、それには、ブル2倍、ベア2倍などといったレバレッジETFが含まれますが、そのようなETFは持ち合いになると減価する性質があるためそれを利用して空売りするといった戦略があります。もっとも投資を知り尽くしたような上級者向けの投資戦術です。

まとめ

CFDをトレードする人は、いろいろな銘柄に手を出してしまいたい欲望がわいてくると思いますが、まずは、日米の株価指数と金ぐらいまでに銘柄をしぼって、レバレッジも3倍程度におさえて、トレードするところからはじめるとよろしいかなと思います。投資資金が大きい方は、CFDにすべてそそぎこむのではなく、現物投資や積立投資などにも資産を分散しつつ行うことで、リスクを減らしつつトレード感覚も身についてくるかもしれません。

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